ちょうど100回目の投稿ですが、午前中に書いた件で予想以上の成果が得られましたので、本当に記念すべき報告ができることをうれしく思います。
午後から今日からはじまった一般質問を傍聴していたのですが、閉会したところで市民協働政策課の大澤課長のところに足を運びました。
さすがに質問に備える立場だけにメールには目を通していなかったので内容を説明すると、部課をまたがったムダづかいを避けて市民と協働するという趣旨での申し入れに賛同してくださり、「確かに壁はありますがあたってみます」という前向きな回答でしたので、それだけでもうれしい対応だったのですが、何と17:00過ぎたところで連絡があり、こちらからの申し入れどおり薬剤は市で負担して散布は町会で行うことで進めることが可能になりました。本当に助かります。
昨日連絡したのが現場で担当している職員だっただけに、彼らの立場では部課を超えた裁量をするわけにはいかないのも当然のことですし、最初から課長クラスに打診していれば縦割りと批判することも彼らを困らせることもなかったのだろうと反省していますが、これを奇貨として市民との協働となる作業で部課をまたがっての対応が必要な場合には市民協働政策課が窓口となって受け入れるといった仕組み化を検討してほしいものだと思います。
ところで、この前にシロヒトリ駆除の薬剤補助のことを補助先である町会連合会事務局に確認に行きましたら、昨年度は件数が予測を上回ったために55%の補助率だったそうですが、今年は予算額が倍増しているので100%補助となる見こみだそうですので、町会での散布はもちろん個人散布の場合でも事務局への問い合わせをしてみるとよいそうです。
これを事務局で補助金の窓口となっているのは、1件ごとに補助金申請から完了・精算までの手続きをする煩雑さを避けるためだということでしたが、春の一斉清掃の報奨金のようなやり方であれば市(この場合は環境管理課が主管)との直接のやりとりでも可能となりますし、これをデジタルデータでの報告とすれば、作業写真から被害発生マップを生成することもできます。
これは一見作業の煩雑化を招くように思われても、実はデータがデジタルでやりとりされることで処理が簡単に行えるようになりますし、市民側には補助金というプラスのかわりに市に対して労力とデジタルデータの提供というメリットを与えることになり、これも市民協働の新たな形になりうると思います。
そのためには、市でも協働のワンストップサービスを進める体制づくりやそれを可能とする仕組みづくりを進めていかなければなりませんし、市民の側でも自分たちでデジタルなやりとりをする人材登用やシステムの積極的利用が必要になります。
それでも、今回の件からも協働することのメリットがわかっていただけると思いますし、これが進んでこそ市民主権のまちづくりが実現していくのだと確信しています。
それにしても、ハブのように噛みついてみたら、まさに市民と市政をつなぐハブの役割を一つ果たすことができ、本当に記念の日となりました。
今の立場でもできることに最大限取り組み、皆さんに市議としてもっと仕事をしてほしいと思っていただけるよう、これからも動きたいと思います。
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