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2015年4月19日日曜日

初日は54ヶ所

市役所前の外濠の桜が咲き誇る中、いよいよ市議選がはじまりました。自転車での初日の遊説は、回数を重ねるうちにようやくマイク勘が戻り語る内容も固まってきて、このような行程と遊説箇所となりました。
11:00:沢田→大助→相馬→藤沢→坂市→紙漉沢→五所→黒滝→昴→湯口→林檎の森→鳥井野→龍ノ口→真土→茜町→城西→茂森→覚仙町→本町→昼食
東長町→北横町→田茂木町→田町→八幡町→サンデー角→宮川→堅田→さくら団地→マルエス団地→城東北→さくら野横→味喜屋前→末広→境関→福田→福村→第五城東→早稲田→高田サークルK前→学習センター角→城東中央→休憩
稲田→サンクス角→和徳ローソン角→代官町角→上土手町角→銀座街角→モーモー角→富士見町→桔梗野→樹木→常盤坂→悪戸→下湯口→帰宅:19:30=54ヶ所

スタート時間が遅くなったのは、届出順がくじ引きで決まってからの書類確認に想定外の時間がかかり、おあげで26番目となった私はとばっちりを食った形です。
事前審査があったにもかかわらず、改めて書類の不備が指摘されたり、締切のはずの公報原稿に写真が足りなかったりというドタバタな状況で、これは本人や書類作成者ではないクビ運の疎さを買われて託されたような運動員をよこす陣営にも問題がありますし、3人の職員が確認役をしている後ろに書類受け渡し役の女性職員を突っ立たせておくくらいなら確認役を増員してほしかったと感じさせた選管事務局の段取りの悪さもありました。
先日、開票事務でほめたばかりなのですが、告示受付事務にはまだまだ改善の余地がありますし、一方ではその場で不備が見つかった場合には一旦確認順の最後に回ってもらうくらいのペナルティがあっても当然だと思いました。
何といっても、届出を受理してもらって選挙の七つ道具を受け取らない限り、候補者も選挙カーも動けないわけで、少しでも早く現場に出て市民に訴えるのを遅らせるのは、市民が選挙に関心を持つ機会を奪うのと同義ですので、これには厳しくあたるべきだと思います。

何はともあれ、あっという間に一日が終わりました。明日は岩木山嶽温泉の奥・枯木平からスタートです。

2015年2月5日木曜日

「自分ゴト」としての862万円

先日お知らせした岩木側市民ゴルフ場問題を考える市民ネットワーク総会は、59名で行政訴訟を起こしているにもかかわらず、約20名の参集にとどまり、マスコミの取材すらないほど関心を引かない形に終わりました。
ムダな公費支出であり葛西市長の政治姿勢が問われる問題にもかかわらず、こういう結果にとどまっているのは、多くの市民にとっては自分に関係のない「他人ゴト」にしか思えないからでしょうし、どうしたら政治に関心を持ってもらえるかという大問題を改めて突きつけられた気持ちです。
ただし、その総会の中でヒントをいただいたので、気を取り直して皆さんにも「自分ゴト」と思ってもらえるよう、お伝えしたいと思います。

総会に参加した方々からの意見には岩木川の水質への悪影響、ゴルフというスポーツが多くの市民のためのものであるのか、今の指定管理者はどんな会社なのか、などなどゴルフ場にかかわる問題は多岐にわたるのに、行政訴訟で争っているのは862万3千円の特別清算補助金の支出を差し止めることの一点だというのも、「他人ゴト」に思えてしまう一因だと思います。
それをいいことに、市が裁判所に提出した答弁書では、市の会計規模からすれば過大な支出ではないとまで言い逃れているのですが、今回の意見交換の中でそれが3歳児まで無料となっている医療費を就学時まで拡充するのに必要な額だという話が出ていたように、自分の身の回りで何とかしてほしいことを実現できるとわかれば、それならそちらに回してほしいと、「自分ゴト」に思えるのだと気づかされました。
その意味では、さまざまな問題が見えてきているにもかかわらずふるさと納税が広まっているのは、石垣修理といった自分の望む自治体の応援や事業推進に寄附が回るのがハッキリしているだけに「自分ゴト」と思えるからでしょうし、この補助金862万円をあなたが希望する事業に回しますので提案してくださいということになれば、それこそ真剣に考える人も多いのではないかと思います。
ゴルフ場問題を市政の大問題として追及することも当然必要ですが、そうやって支出するだけの余裕があるのであれば何に使うべきかを考えるという見方をすれば関心を持ってもらったり、問題の核心まで伝えることにつなげることも可能になるという発想も大事ですし、その上で支出すべきか使わずに次に回すかを判断するという流れへと進めていくのがよいと思うのです。

さて、皆さんなら862万円を何に使ってほしいですか?

2015年1月3日土曜日

必ず達成できる約束

本当は新年を期して元日に201回目の更新をしたかったのですが、ダブル投稿があったのを発見したりで2日ずれる形になりました。年は明けましたが、相変わらず段取りが悪いです。
気を取り直して、ここから3回は2015年マニフェストについて詳しくお知らせしたいと思いますが、まずは選挙に臨むにあたっての約束すなわち当選するしないにかかわらず自分だけで達成できることからにします。

一つ、選挙用看板は立てません。

これは黙ってこのまま選挙に臨めば確実に達成できることですが、今まで私は「三上なおき後援会」といった看板(これは2種類12枚まで設置可能です)を立てたことがありませんし、前回は自宅に選挙事務所の看板すら掲げませんでした。
これは、看板を立てて名前が目に止まったところで投票してもらえるものだとは思えませんし、看板を立ててくださる方が支持しているのがわかるだけという現実的な判断もありますが、観光都市・弘前において一番景観を汚しているのが政治家の看板だと思っているからです。
市街地の目立つところに林立しているのも見苦しいですが、郊外の豊かな農村風景をぶちこわしているのも選挙用看板ですので、公職選挙法で認められているにしても弘前市としては景観を守るために条例で禁止してもいいくらいだと思っています。
とはいっても、立てている多勢に孤立無援の喧嘩を売るようなものですから、これは市民の皆さんに理解と関心を持っていただいて機運を高めていくしかないだけに、時間のかかるテーマだと思っています。

一つ、今回も自転車で市内一円を回ります。

市議初挑戦の2007年は、選挙カーを使って230ヶ所で街頭演説を行い、1週間の期間中に私は一度も選挙カーから離れず、車だけ回して連呼させることはしないという形で、節度を持ってフル活用しました。
前回は、連呼はやめて街頭演説のときだけ使うつもりでいたのですが、東日本大震災の直後でガソリンが逼迫していたこと、そして選挙カーやウグイス嬢に支出される公費を使わず復興に少しでも多くの財源を回せるようにするという思いで急きょ自転車でノー選挙カーでの戦いに挑みました。
車が回ってこないと目立たないと叱ってくださる方もありましたし、逆に自転車に拡声器で自分の思いを伝えているからと投票してくださった方もあり賛否両論ですが、前回も選挙戦術としてではなくムダを省くという思いだったのですから、今回も自転車で回ってできるだけ多くの場所で街頭演説を行うつもりです。
ちなみに、前回は490ヶ所でしたので、今回は500回超えをめざすつもりですが、これは4歳年取った分の体力低下を考えると高いハードルですけれども、選挙におけるチャレンジするマニフェストとしてがんばりたいと思います。

支援してくださる方から直接声を聴きたいのでここで街頭してほしいという声には喜んで馳せ参じるつもりでルートを組みますので、気軽に(こっそりと)お知らせください。

2014年11月4日火曜日

桜守制服デザインという空回り

少し報告が遅れましたが、1日から9日までの期間で桜守制服デザイン投票が行われているのですが、直接投票できるのは弘前公園内とヒロロスクウェアのみ、ネットではFacebookページのみとなっていて、随分と閉ざされたやり方になっていて驚いています。
せっかく、伊勢谷友介さんの「リバースプロジェクト」が事業を統括し、デザインは菊池武夫氏という豪勢な顔ぶれなのに、市役所でも弘前駅でも投票できず、ネットではFacebookユーザーにならないと投票できないというのは、本当にこれで桜守の認知度を高めるつもりがあるのか、疑問を感じてしまいます。

そもそも、桜守は弘前方式の桜剪定技術を伝承している樹木医・小林勝さんを再任用するのにあたって、30代の男女1名ずつを後継者として配属して結成された3人のチームです。
リーダーの小林さんは、地道な仕事を朴訥とした話しぶりそのままにコツコツと進めていく無言実行型のプロフェッショナルだけに、ご本人から文句は出ないでしょうが、私には一番不釣り合いなプロジェクトに巻きこまれてしまって迷惑を受けているように思います。
6月にごあいさつする機会がありましたので、報道されていた野田村での桜植樹支援のことを話題にしたところ、まだそこまで話は進んでいませんという回答でしたので、まずは後進に技術を伝えて土台を固めた上で着実に弘前方式で全国の桜を守る取り組みを一歩ずつ進めていこうとされているのだと得心しましたが、この一番地道なチームに一番派手なプロジェクトをかぶせようという発想に無理があると思います。
それも、プロジェクト業務委託料に180万円、選定された制服購入費に288万円という少なくない補正予算が、9月定例会でぎろんもそこそこに通過してのことだけに、拙速の感がぬぐえませんが、受託したリバース・プロジェクトの側でも桜守チームの存在意義や雰囲気について考えてのスタートだったのかも疑わしいところですし、サイトからたどってみると、このプロジェクトには伊藤忠商事がかかわっており、民間登用からの人脈によるものなのは明らかですが、それが市にとってのプラスになるのか気がかりです。

この件にしろ、スタバ問題にしろ、民間登用で進められているプロジェクトを注視する必要を感じています。

2014年10月3日金曜日

事務手続きの簡略化を進めるべき

朝イチで市役所に足を運び、毎月実施して町会の財源を生み出している再生資源回収運動推進報奨金の交付申請書を環境管理課に、先日採択をいただいたまちづくり%システム支援補助金の申請書と概算払請求書を市民協働政策課に提出してきました。
再生資源の方は、今年度途中から回収業者側で申請書を作成してくれるようになったので、町会としては日付を記入して押印するだけで済むのですが、原本を提出するために本町もしくは支所に足を運ぶ苦労は変わりません。
1%システムの方は、両方の書類とも日付を入れずに提出する指導に従いましたが、これは形式どおりの手続きとなると補助金交付の申請→交付決定通知の送付→概算払の請求という手順となるため、少しでも簡略化するために書類を預ける形を取っているのです。
この手順は、融雪溝の電気料金半額助成でも同様の流れで手続きを進めるので、書類のひな形もあって作成そのものは難儀ではないのですが、この後計画に変更があれば届け出をし、事業が完了した際には報告書とあわせて決算書を提出し、予算との差額を返還するといった手続きが控えています。
市民の血税での補助金ですからキチンと手続きをする必要があるのは重々承知していますが、市の側でも問題ないところでは現実に簡略化を進めているわけですし、一方では日付なしの書類を預かることで職員が肩代わりして作業することを増やしてしまっているだけでなく、こういう手順を整える例規の加除といった市民には見えない仕事もあるだけに、何とかできないものかと思います。

できることには二つのレベルがあり、一つは規則そのものを簡略化することです。
先ほどの手順でいえば、市で事業採択の通知を出す際に補助金の交付番号を決めていれば補助金を受ける側でも補助金申請書と概算払請求書をまとめた様式1通で済むことになりますし、融雪溝の件でいえば予算としての請求額と最終的な確定額が違うのは当然のことなので、わざわざ補助金変更申請をはさまなくてもよい流れにするといった見直しは可能だと思います。
もう一つは、ネットでの申請手続きを可能にすることで、市のさまざまなシステムをクラウド化していく方向にあるのですから、市民とのやりとりの部分にこそ導入を先行してほしいと思いますし、それがひいては町会側でもデジタル化に対応するために若手の協力登用を図るきっかけづくりにもなるでしょうから、手続きの見直し以上の効果が波及する可能性を生み出します。

それにしても思うのは、こうした実務にかかわる改善提案は議場での議論にはなじまないものですし、逆に議員という立場ではこうした実務でのムダについて身にしみる機会もありませんので、実務改善については一番やりとりのあるレベルの団体や市民と見直しを進める場が必要ではないかと思います。
市民も職員もムダな仕事をせずに、創造的なプロジェクトができるように変えていくことが、市の発展につながるはずです。

2014年9月30日火曜日

市民との連絡はメール基本にしませんか

昨日電話で連絡をもらって、今日の集会所窓ガラス破損の交換工事に立ち会ったのですが、業者側の監督者が遅れたこともあって現場作業員の皆さんを待たせることになったのはいいとして、市の担当者が顔を見せませんでしたので、本当に今日だったっけという感じになっていたのは事実です。
30分弱の作業とはいえ、市役所からの往復なども考えると、これしきのことに立ち会うこと自体がムダだと思いますので、これを責める気は毛頭ありませんが、昨日の連絡がメールであったなら日時が文字として残って確認できただけに、改めて市からの連絡のあり方を考えてしまいました。

私自身の市との連絡方法としては、個人アドレスのわかっている人にはその人宛のメール、そうでなければ課のアドレスもしくは各課への問い合わせフォームから用件を伝えることにしており、電話をかけるのは不在着信への折り返しか緊急の場合のみです。
これは、市との連絡ばかりでなく誰に対しても同じ方針なのですが、iPhoneを持っていつでもどこでもすべてのメールを受信できるだけに、場合によっては出られない電話より確実に用件が伝わるから選択していることなので、市への問い合わせの際も「メールで返信お願いします」と書き添えておくのですが、メールでは失礼という気持ちなのかキーボードを打つ時間があるなら電話の方が楽ということなのか、わざわざ望んでもいない電話で返事をくださる方が多くて、本当は困っています。
仕事でメールを使うことへの抵抗感が残っているからなのか、問い合わせフォームばかりでなく個人宛でも見ていなかったという返事をもらうこともあるので驚いてしまいますが、市職員には個別の公務用のアドレスが振り当てられているのですから、きちんと使いこなすことと名刺には必ず印刷するように徹底してほしいものだと思います。
一方、市民の中にはメールを使わない方メールではイヤだという方もいるとは思いますが、相手がメールでというなら気にせず億劫がらずにメールで返してもらいたいものですし、電話をかけるのは料金が発生してもメールでならば定額固定のはずですから、どちらを使うべきなのかは経費節減の面でも明らかです。

ただ、町会の班・世帯数の報告をメールで添付ファイルで送信できるようにしてほしいという要望は翌年度実現したり、町会連合会事務局でもメールでのやりとりを取り入れたりと、少しずつでも変わってきていることではありますので、これからもアプローチを続けていこうと思っています。
声が大きい私一人でも変わることがあるのですから、市民の多くの方々からメールでの連絡が増えれば、市としても本腰を入れて切り替えてくると思います。
皆さんも、市とのやりとりがメールになった方が便利だと思いませんか?

2014年9月29日月曜日

意見陳述というセレモニー


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「弘前市長措置請求書に係る証拠の提出及び陳述の機会」が与えられましたので、請求者の一人として傍聴しました。
議会傍聴の規則よりも細々と定められた会場の中で、約30分にわたったゴルフ場ネットワーク・高松事務局長による陳述を黙って聞き、これに対して請求を受けつけた側の監査委員からは一つの質問もなく、あっという間に終わってしまいました。
陳述の内容はこちらからダウンロードできるようにしておきましたが、これだけの理路整然とした問題提起をどのように判断するのか、監査委員の正義が問われることになりますが、これまでの同様の事例からすると、請求棄却から行政訴訟へという流れになるのだと思います。

それにしても、公認会計士や税理士、もしくは金融関係の職歴を持つ人などから市長が推薦した2名と、議員の五選によって選出される1名の3名によって構成される監査委員ですが、改めて考えてみても不要な職だと思います。
通常の出納業務のチェックという役割はまだしも、市長から推薦された人が市長が提案推進しようとする施策に異を唱えるというのは考えがたいことですし、議員選出に至っては最大会派から選出されるのがパターンであり、現在の弘前市議会のようにその会派が市長与党を自認する時代錯誤な存在であればチェック機能が働くはずもありませんし、今回のように議会での議決に誤りがあるという請求であれば撥ねつける立場に立つのは目に見えています。
この仕組みでは、政治的な判断を公正中立にできるはずもないのに、監査請求を経ないと行政訴訟はできないことになっており、私たち請求する側はもちろん、事務を進める監査委員会そして立会人として出席していた市民文化スポーツ部の部長・課長などの貴重な仕事の時間を削ることになってしまっているわけですから、まさにムダとしかいいようがありません。

監査委員という制度そのものは地方自治法など法律によって規定されているものですから、一自治体の判断で改廃できるものではありませんが、こういうところからも根本的に地方自治の仕組みを見直す時期に来ていることを痛感します。

2014年9月9日火曜日

これでこそ市民協働!

ちょうど100回目の投稿ですが、午前中に書いた件で予想以上の成果が得られましたので、本当に記念すべき報告ができることをうれしく思います。

午後から今日からはじまった一般質問を傍聴していたのですが、閉会したところで市民協働政策課の大澤課長のところに足を運びました。
さすがに質問に備える立場だけにメールには目を通していなかったので内容を説明すると、部課をまたがったムダづかいを避けて市民と協働するという趣旨での申し入れに賛同してくださり、「確かに壁はありますがあたってみます」という前向きな回答でしたので、それだけでもうれしい対応だったのですが、何と17:00過ぎたところで連絡があり、こちらからの申し入れどおり薬剤は市で負担して散布は町会で行うことで進めることが可能になりました。本当に助かります。
昨日連絡したのが現場で担当している職員だっただけに、彼らの立場では部課を超えた裁量をするわけにはいかないのも当然のことですし、最初から課長クラスに打診していれば縦割りと批判することも彼らを困らせることもなかったのだろうと反省していますが、これを奇貨として市民との協働となる作業で部課をまたがっての対応が必要な場合には市民協働政策課が窓口となって受け入れるといった仕組み化を検討してほしいものだと思います。

ところで、この前にシロヒトリ駆除の薬剤補助のことを補助先である町会連合会事務局に確認に行きましたら、昨年度は件数が予測を上回ったために55%の補助率だったそうですが、今年は予算額が倍増しているので100%補助となる見こみだそうですので、町会での散布はもちろん個人散布の場合でも事務局への問い合わせをしてみるとよいそうです。
これを事務局で補助金の窓口となっているのは、1件ごとに補助金申請から完了・精算までの手続きをする煩雑さを避けるためだということでしたが、春の一斉清掃の報奨金のようなやり方であれば市(この場合は環境管理課が主管)との直接のやりとりでも可能となりますし、これをデジタルデータでの報告とすれば、作業写真から被害発生マップを生成することもできます。
これは一見作業の煩雑化を招くように思われても、実はデータがデジタルでやりとりされることで処理が簡単に行えるようになりますし、市民側には補助金というプラスのかわりに市に対して労力とデジタルデータの提供というメリットを与えることになり、これも市民協働の新たな形になりうると思います。
そのためには、市でも協働のワンストップサービスを進める体制づくりやそれを可能とする仕組みづくりを進めていかなければなりませんし、市民の側でも自分たちでデジタルなやりとりをする人材登用やシステムの積極的利用が必要になります。
それでも、今回の件からも協働することのメリットがわかっていただけると思いますし、これが進んでこそ市民主権のまちづくりが実現していくのだと確信しています。

それにしても、ハブのように噛みついてみたら、まさに市民と市政をつなぐハブの役割を一つ果たすことができ、本当に記念の日となりました。
今の立場でもできることに最大限取り組み、皆さんに市議としてもっと仕事をしてほしいと思っていただけるよう、これからも動きたいと思います。

シロヒトリで縦割り行政に出くわす

昨日の予告どおり外部の人材のことを書きたかったのですが、アメリカシロヒトリの件でいわゆる縦割り行政にぶつかってしまいましたので、皆さんにも考えていただきたいと思います。

わが昴町会は、集会所は市民協働政策課、街路樹は道路維持課、隣接している昴農園は農業委員会相馬分室と3課にまたがる形になっており、現在個人宅ばかりでなくこれらの場所でもシロヒトリが発生しています。
シロヒトリの駆除に要する薬剤には町会連合会を通じての補助が出されることになっていますので、町会としては個人宅のところを行い、各課がそれぞれ業者に委託して駆除する流れなのですが、町会の役員からせっかく散布するのなら集会所も街路樹も農園もまとめてやってもいいので、そのかわり薬剤費を市で負担してもらうように交渉してほしいという意見がありましたので、昨日各課に打診してみました。
案の定、それぞれ所管するところはきちんと対応するということで、町会からの薬剤提供の依頼に対しては所管外のところに手を出すわけにはいかないというのがあって、どこからも前向きな返答はもらえないという、まさに縦割り行政の弊害に出くわしたわけです。

町会に薬剤を提供するのであれば数千円の支出で済むはずですが、各課それぞれ業者やシルバー人材センターに委託して駆除すれば、当然万単位での支出となるのは明白です。
ところが、3課バラバラなだけでなく、それぞれ市民文化スポーツ部・建設部・農業委員会と違う部に所属しているので部内での調整もできないために、このムダな支出を適正なものにすることも市民が市の仕事を肩代わりするという協働の形にすることもできないのです。
確かに、予算には総務費・農業費といった区分があり、その枠を超えての流用はできないことになっていますし、何でもかんでもということになれば問題ともなりますが、今回のように部課にまたがって支出の削減が見こめる場合には課であればいくら部としてはいくらと限度額を定めて一方での支出が可能となる仕組みをつくるべきだと思います。

この件、散布が週末の3連休になっていますので、最後まで働きかけてムダな支出を食い止めたいと思っていますので、皆さんにも顛末までお知らせしたいと思います。

2014年8月28日木曜日

陳情政治は必要か?

弘前市議会には、現在三つの特別委員会があり、一つは議会制度等調査特別委員会であり、こちらは議員定数や報酬などを話し合ってきたことが報じられる機会も多く、皆さんでも知っている方が多いと思います。
また、議会だよりをリニューアルするために、ひろさき市議会だより編集特別委員会が組織されたのですが、もう一つの産業振興対策等調査特別委員会についてはわからない人の方が多いと思います。
その産業特別委員会が、岩木川中流域の治水事業の促進を求めて国土交通省に陳情するために上京したという地元紙報道がありましたが、今回はこの陳情について考えてみたいと思います。

旧弘前市時代にはいくつかあった特別委員会が、合併後の前期4年間には組織されませんでしたが、それは前市長が陳情はムダという考えだったそうで、会派代表者会議で旧市時代を懐かしんで提案されることもありましたが、何のために必要なんだというダメ出しが市長室から返ってきて沙汰止みになったのを記憶しています。
それを提案した先輩議員の目論見も陳情だっただけに、この拒絶だけは前市長唯一の善政と思っていましたが、多くの人が納得しやすい議会改革を進めるために必要な議会特別委員会を半数の16名で組織された影で、陳情につながりやすい産業分野でもう一つの員会ができるあたりが議会の伏魔殿たる所以です。

案の定、今回の陳情となったわけですが、それでは本当に陳情で事業が促進されたり補助金が増えるものなのでしょうか?
その効果が目に見える形になるわけではありませんから測ることもできませんが、この岩木川中流域の件にしても少しでも予算づけされれば「俺が陳情してきたから動いた」という言い方をする議員が出てきても不思議ではありません。
しかし、国民の立場から考えてみても、陳情に来たところは優先されて足を運ばないところは先延ばしにされるというのでは公正な行政判断とは言えませんし、これこそ中央集権の最たるものですから、地方の側からやめるべきことだと思います。
その上、こんなことのために無用な交通費や宿泊費さらには日当まで支出されてしまうわけですから、これで事業が進まなかったとしたらまさしくムダでしかありません。

この陳情ばかりでなく、常任委員会や会派の視察でも市民向けの報告会が行われないために、何をどこでやったのかが見えないことを免罪符にしているだけに、これこそ議会改革の一丁目一番地で取り組むべきことだと改めて思います。

2014年8月11日月曜日

弘前市からコピペあいさつをやめよう

69年目の広島・長崎原爆忌は、集団的自衛権と恒久平和のせめぎ合いよりも安倍総理のあいさつコピペ問題に注目が集まることになり、政治の方向性ばかりでなく政治の形式主義によって被爆者の方々の心を踏みにじることになってしまいました。本当に残念です。
このあいさつのことで心にふるわせるできごとがありましたので、この機会にあいさつというムダを考えてみたいと思います。

安倍総理のあいさつは、昨年のものと字句が少し違うだけでまるで同じだと批判を浴びていますが、これと同じように主催者・来賓として首長があいさつすると、まったく心がこもっていない文章を読み上げる場面に出くわしたことがある人がほとんどだと思います。場合によっては、首長の代理で副市長や部長、果てには課長が代読することがありますが、ここまでくると単なるプログラム消化のための時間つぶしになってしまいますし、聞く側にもありがたみも何もないのが実情です。
これは当日の時間のムダばかりでなく、首長が読むにしろ代読にしろ原稿を書くというムダな仕事を担当課に追わせることになりますし、それを最小限の手間で済ませようとしたのが今回のコピペあいさつ問題にとして露呈してしまったわけです。
弘前市の場合は、最近の葛西市長はあいさつ文を用意してあっても自分の言葉を織り交ぜて語ることが多く、その分時間が長くなってしまっているきらいがありますので、これなら最初からあいさつ文なしの方が好感を持てると思いますし、逆に前市長は東京大田市場の活気あふれる場で原稿を読み上げたことで評判を下げたことがありました。
この自分の言葉というのも難しいところがあって、元青森県副知事だった蛯名さんは途中で必ず自分の言葉をはさんでいて、暗に自分の方が知事より上と示そうとしているように見えて代読の役割を果たしていませんでしたので、代読はなければないほどよいと思ったこともあります。

ところで、昨夜地元で6歳上の先輩の通夜があって参列したのですが、弔辞に地元選出の清野一栄議員が立ちました。
一栄さんからすれば8歳下の後輩になるのですが、一緒に十数年村の除雪隊として同じコース同じ機械で作業した仲だそうで、亡くなる数日前に最後の見舞いとなった際の会話を心をこめて語るために原稿を持たずに臨んだことで、本当の意味で追悼する思いが伝わってきました。安倍総理の棒読みとは雲泥の差でありました。
私も、一般質問でも何かのあいさつの際にも原稿を書いて臨んだことがないだけに、一栄さんの態度に共感を覚えました。
このような善き例を作ることができる政治家もあるわけですし、先ほど述べたようにあいさつ文作成は担当課にムダな仕事をさせるだけなのですから、弘前市から全国に先がけてあいさつ文読み上げと代理あいさつというムダをやめる動きをはじめてはどうかと思っています。
あいさつ文だけでなく、こういうムダな事務作業を減らして創造的な仕事に時間を振り向けるのも、市政改革には大事なことだと思います。

皆さんが気になるムダな仕事はありませんか?