2015年1月16日金曜日

弘前プロモーションには、この人を

シティプロモーションに注目が集まり、弘前市でもFacebookページの活用など工夫をこらしていますが、やはり一般の人にまで伝わるのはTVなどのマスメディアで弘前市が紹介されたり、出身の人にスポットがあたることの効果は今なお絶大です。
葛西市長は先日のあいさつの際に桜守制服には今年の大河ドラマ「花燃ゆ」の吉田松陰役の伊勢谷友介さんがかかわっていることをアピールしていましたが、先週の放送で松陰脱藩行はあっさりと流されてしまい、番組最後のゆかりの地紹介で市に現存する松陰室は登場しましたが、視聴率の低さとドラマでは全然出てこなかったことからして、PRとしては少々残念な形でした。
一方、昨年のキングオブコント覇者となったシソンヌの次郎くんは弘前市出身で今年の新年互礼会会に凱旋したようですが、まだブレイクという勢いまでつながらず、弘前出身ということでいじられることもないだけに、まだ効果につながってはいません。

それでは、この機会にプロモーションにつながる人を紹介したいと思います。
一人は、今秋の朝の連続テレビ小説「あさが来た」の原作者・古川智映子さんです。御年82歳だそうですが、大河ドラマ以上に視聴率も高く「あまちゃん」のように社会現象にまでなる番組だけに、これから注目を集めてくるのは間違いありません。
調べてみますと、先日作品がステンドグラスとなって市民会館を飾った佐野ぬい先生と中央高校の同学年のようですし、タイトル画などでコラボできれば、弘前市そして中央高校にとって誇らしいことですので、弘前に帰郷している元NHKアナ・山本和之先輩にぜひ尽力してほしいものです。
もう一人、古川さんより注目すべき、というよりすでに話題の人なのに弘前出身(というより相馬村出身)と知られていない方がいます。それは、先日の箱根駅伝の新・山の神、青山学院大・神野大地選手の祖母・磯部安江さんです。
その熱狂的な応援ぶりが報じられて話題になっていますが、相撲解説の北の富士さんが番組で語ったこともあるように、名古屋場所で毎日最前列で観戦しているおかみさんとして以前から知られている方で、私の実家の向かいから名古屋に嫁いだ方なのを映るたびに聞かされていました。
一般人とはいえ、すでに有名になり自らTVなどの取材も受けている方ですし、埼玉県羽生市が何のゆかりもない羽生結弦選手応援でPRしているのからしても、使えるものは何でも使うくらいの図太さがプロモーションには必要なのですから、市としてコンタクトを取るなり、神野選手には津軽の血が流れていると応援するなり、考えればいかす方法はいくらでもあると思います。

こればかりでなく、市だけではつかんでいない人脈やご縁を少しでも多く把握し、シティプロモーションに生かしていく努力と工夫が必要ですし、それに市民が協力できるやり方を考えていかなくてはなりません。

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