一般質問の初日、最初の3人がゴルフ場問題を取り上げるというタイムリーな抽選順だったので、冒頭から昼をまたいで傍聴しました。
最初の越・栗形両市議は、当然反対の論陣を張ると思ったとおりの展開で、感情をこめて追及はしたものの私が先に指摘したものを超えるものでなく、まったくの期待外れに終わりました。
午後は、市政与党を自認する最大会派・憲政公明の小田桐慶二議員でしたが、資産の取得や特別清算補助金を正当化する方向での議論でありながら、しっかりと唐突な提案で慎重な審議が必要だとか市民に対する説明責任といった苦言を呈し、さらには債権者の2/3以上の同意が必要される特別清算について同意が得られない場合はどうなるのかと問いただし、その場合には破産手続きに移行するので補助金も執行されないという答弁を引き出しました。
これは、昨日の市民ネットワーク幹事会でも出なかった論点であり、本日一番の収穫だったと思います。
これをふまえて、数百名の債権者である市民の皆様にお願いがあります。
26日に予定されている株主総会もしくは債権者の集まりであるゴルフ場愛好会の場で、預り金30万円に対する配当金を辞退し、特別清算ではなく破産による終結に導いていただきたいのです。
本日、葛西市長は20年前にゴルフ場建設に共鳴して出資してくださった市民の方々の思いに報いたいという発言をされていましたが、出資というものにリスクがあるのは当然のことですし、ゴルフを愛好しているのであれば20年のうちに何度か会員価格でプレーしたこともあるでしょうから、30万円を出した対価を受けたこともあるはずです。
それが経営破綻して特別清算するにあたって、円滑に進めるために資産の取得や補助金を出すのだという答弁が繰り返されましたが、これはウォーターフロント社の現有資産では5400円しか配当できないのを市からの補助金862万円をもって1万5千円の配当金とするということですから、皆様は市からたかだか1万円を上乗せしなければ言うことを聞かない金の亡者のような扱いをされているわけです。
もし、それは情けない話だと思うなら、どうか特別清算や補助金受領をよしとしないでいただきたいのです。
議会で議決する立場でない私ができるのは、皆様にお願いすることしかありませんし、社長である鳴海康安先生にも思いを直訴するつもりです。
債権者ではない市民の皆さんは、この問題をどう考えますか?
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