弘前の冬のイベント・雪灯籠まつりは今日開幕ですが、昨日は加えていただいている岩木山桜会議の雪灯籠づくりに協力してきました。最近の好天続きが逆効果で崩落寸前になっていたため思いがけず大変な作業になりましたが、これまでにないできばえに仕上がったそうで何よりでした。
実は、市民とはいえ元々は相馬村民だけに雪灯籠をつくるのにかかわったこともなければ、子どもたちが学校や子ども会の活動でつくりに来たこともなかったので、まつり期間前の弘前公園で作業をする貴重な機会となりました。
この時期でも、公園には中国系のツアー客が回ってきて雪だるまを喜んで見入ったり、イベントの準備で来た佐藤ぶん太、と出くわしたりと、来てみなければわからない出会いもありますし、これだけの準備が必要なのだと気づくことにもなりました。
考えてみれば、春の桜まつりと秋の菊と紅葉まつりに市民がかかわる場面はほとんどなく、夏のねぷたは自分たちで作って出陣するにしても、ねぷた小屋は各地に散らばっているのでそれぞれの活動ぶりは見えない形だけに、冬の雪灯籠づくりだけは市民や各団体が同じ場所で作業する稀有のイベントだというのを初めて実感しました。
桜会議の皆さんも「この天気だと崩れるかも知れないから、来てみないと」と話していたように、自分たちが手をかけた雪灯籠や雪人形があることで足を運ぶ気にもなりますし、その意味では四大まつりとして一くくりに考えるのではなく、市民参加型で行う最大のイベントと位置づけて考える方がよいのではと思えてきました。
それからすると、私のように作ったことのない市民の方が大多数だと思いますし、子どもの頃の記憶と比べても雪灯籠の数が減っているように思いますので、より多くの市民が参加協働する働きかけをしていくべきだと思います。
何はともあれ、まずは見ないとはじまりませんので、今日から11日までの間にぜひ弘前公園に足を運びましょう。
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