昨日は今期一番の大雪で一日がかりの雪かきに追われ、今日は未明の除雪出動判断時間を過ぎてからの降雪で除雪車が来ないで真っ白になったのを、我が家の並びでは「すばるインパルス」とまで自称するほどの強者のお父さんチームで写真のとおりの完璧な雪片づけを行いました。
例年ならば目印用のポールが足元まで見えているところまではいかないのですが、今年は直営除雪隊に切り替わったおかげで置き雪も少なくなっていることもあり、昨日の夕方もこのくらいまで片づけてましたので、この団結力と仕事力のすごさがご理解いただけるかと思います。
雪対策のことは冬で終わりにしたかったのですが、さすがにこの状況では改めて考えないわけにはいきません。それは、友人のつぶやきに共鳴するものがあったからです。
昨晩中に何故か家の前に吹き溜まった雪を片付けでおいた。朝、御丁寧に除雪車が底まで引っぺがした雪で万里の長城を建設、匈奴宜しく馬の通り道を苦心惨憺開削して会社へ行った。開削の名残りは近所迷惑なので昼、ダイエットも兼ねて消雪溝へ放り込んだ。全く流れず涙に暮れた。なぜこんな事になるのか考えて見た。機械除雪量>>人間排雪量基本的な設計が狂っていると思った。消雪溝(あるだけマシである)が人力投入を前提としている限り、市民は機械除雪を補完するものとして雪捨てを強制される。若ければ良いが、お年寄りにしたら雪壁と戦うことは一種の拷問であろう。除雪は本来住民の為のものであるはずだが、除雪の為の除雪になっていないか?結果は人口減に拍車がかかることになるだろう。がりがり氷壁作成だけに税金を投入するのを止めて、消雪ないし排雪の仕掛けを作る方に回してはどうなのだろう。1ブロック1ブロックずつ極楽町内に改造して行ったらどうであろうか?先に「すばるインパルス」の話をしましたのは、融雪溝が整備されている昴町会でも、50~70代までのやる気のあるお父さんチームが日々励まし合いフォローしあって作業しているからできていることで、町会内でも車1台通るのがやっとという状況のところもあります。
それからすれば、やはり市民のやる気あってこその雪片づけということになりそうですが、そこに融雪溝があり町会長である私に時間延長などの権限があるのが土台にあるからこそできていることで、やる気以前にインフラということでは友人の言葉は私の思いでもあります。
今日も市内まで娘を送ってきた際に違うルートで回ってきましたが、雪かきに追われる市民と雪の量に追いついていないのが見えてしまう消雪溝の状況がそこかしこで目に入ってくるだけに、スマートシティなどといったかっこつけた取り組みよりも、1町会ずつ亀の歩みでもいいので実際に機能する雪対策を講じていくべきだと、改めて思います。
置き雪とともに消えていってしまう補正予算を毎年積み上げるよりも、一旦構築すれば長年使える消融雪システムこそ必要だと思いませんか?
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