2014年11月4日火曜日

桜守制服デザインという空回り

少し報告が遅れましたが、1日から9日までの期間で桜守制服デザイン投票が行われているのですが、直接投票できるのは弘前公園内とヒロロスクウェアのみ、ネットではFacebookページのみとなっていて、随分と閉ざされたやり方になっていて驚いています。
せっかく、伊勢谷友介さんの「リバースプロジェクト」が事業を統括し、デザインは菊池武夫氏という豪勢な顔ぶれなのに、市役所でも弘前駅でも投票できず、ネットではFacebookユーザーにならないと投票できないというのは、本当にこれで桜守の認知度を高めるつもりがあるのか、疑問を感じてしまいます。

そもそも、桜守は弘前方式の桜剪定技術を伝承している樹木医・小林勝さんを再任用するのにあたって、30代の男女1名ずつを後継者として配属して結成された3人のチームです。
リーダーの小林さんは、地道な仕事を朴訥とした話しぶりそのままにコツコツと進めていく無言実行型のプロフェッショナルだけに、ご本人から文句は出ないでしょうが、私には一番不釣り合いなプロジェクトに巻きこまれてしまって迷惑を受けているように思います。
6月にごあいさつする機会がありましたので、報道されていた野田村での桜植樹支援のことを話題にしたところ、まだそこまで話は進んでいませんという回答でしたので、まずは後進に技術を伝えて土台を固めた上で着実に弘前方式で全国の桜を守る取り組みを一歩ずつ進めていこうとされているのだと得心しましたが、この一番地道なチームに一番派手なプロジェクトをかぶせようという発想に無理があると思います。
それも、プロジェクト業務委託料に180万円、選定された制服購入費に288万円という少なくない補正予算が、9月定例会でぎろんもそこそこに通過してのことだけに、拙速の感がぬぐえませんが、受託したリバース・プロジェクトの側でも桜守チームの存在意義や雰囲気について考えてのスタートだったのかも疑わしいところですし、サイトからたどってみると、このプロジェクトには伊藤忠商事がかかわっており、民間登用からの人脈によるものなのは明らかですが、それが市にとってのプラスになるのか気がかりです。

この件にしろ、スタバ問題にしろ、民間登用で進められているプロジェクトを注視する必要を感じています。