2014年11月11日火曜日

立体駐車場で見える市民協働の問題点

市役所本庁舎の立体駐車場がオープンしたことをお知らせする広告記事が陸奥新報に載っていましたが、もう一つの地元紙・東奥日報には通常の記事とともに裏手に住む市民から景観の面で不満が出ている記事も掲載されていました。発行部数と範囲からすれば、問題があるのだと認識した市民県民の方が多かったことでしょう。
町会向けに説明会はあったはずですが、参加していない方や参加しても理解につながっていないこともあり得ることですが、これからの防災棟建設や財源に合併特例債を充てるために見切り発車してしまったことで生じた問題だと思います。

これと比べると、我が昴町会での雪対策問題は7月上旬の説明会に対して下旬に要望書を提出して今月に部長課長出席しての話し合いで方向性が固まるという流れで、慎重で遅かったという部分はあるにしても、市民と話し合って納得してもらえなければ動けないという筋は通っていましたので、大きな違いがあると思います。
確かに、町会の雪対策は対象者と受益する内容が共通しているのに対し、立体駐車場は来庁する市民や関係者にとってのメリットと住んでいる市民とではギャップがあるだけでなく、対象となる人数も大きく違うだけに、公共の福祉という観点で我慢してもらうことも必要かもしれません。
ただ、問題の大小があり、担当する部課が違うとはいえ、`市民の理解納得を得ながら事業を進めるのが市民協働の基本ですし、問題が大きければ大きいほど基本を守ることが大切なはずだけに、立体駐車場問題こそ手順をしっかり踏んで進めていくべきだったと思います。
また、報道によれば有識者会議などの手順を踏んだことで適法であると市側は主張しているのだそうですが、市民すべてにかかわる問題であるのに全体向けの説明会を開催しなかったと思いますし、市民の血税を使って事業を行っているという大前提を忘れているのではないでしょうか。

それにしても、昨日も市役所のことを取り上げたばかりでしたし、その前の師団長官舎スタバ問題もこの一手目として移転されたところから派生してきたことですし、どうも今回の計画は全体として拙速で禍根を残すものになりつつあるように思います。
市や議会で話が通ればよいというのではなく、市民の多くが納得できるようになるまで、一旦凍結して改めて話し合うべきだと思います。