2014年11月16日日曜日

男の居場所づくりは政策として必要か

昨年はプレゼンターを務めたドリームプランプレゼンテーション青森が今年は三沢市で開催され、今年は聴衆の一人として足を運びました。
弘前市からのプレゼンターは木村拓也君ただ一人でしたが、彼が語った夢は「おタク屋」という子育て世代の父親の居場所づくりでした。昨年の私が40・50代の再起をめざすオヤジの拠点「梁山泊!」をぶち上げたのに続いて父親をテーマにしたプレゼンに共通項を感じてしまいましたが、逆に言えば男女共同参画といわれながらも男性向けの取り組みが欠けているという現れと見ることもできます。

考えてみると、市政にかかわりのある男性の顔ぶれもある程度固まっており、各種団体で中心メンバーにならない限りは市の会議に参画することはもちろんイベント運営に加わることもなく、生活の面でも町会活動やPTAに顔を出すのも少数派ですので、どうしても仕事以外のつきあいが少ないわけですし、そこに解決すべき課題があるという問題提起が2年続いたというのも偶然ではないと思います。
私の場合は、縁あって町会活動やPTA、陸上クラブのコーチに震災支援と、仕事にしばられていない分さまざまな活動を通じて横のつながりがあるだけにありがたい限りですが、そういうつながりを持っているという男性は少ないのが現実ですから、今の自分の立場では動かせないでいる梁山泊!にしても、中高年の就労支援という限定されたプログラムだけでも公的に取り組んでほしいと思うことがあります。
これまでも、行政でやることではないと思われていた婚活にしてもセンターを立ち上げるようになったわけですし、市民ニーズがあって採算ベースに合わないことに関しては行政で取り組むことを検討する必要はあるでしょう。
ただし、それでなくても財政難の時代に何でもかんでも政策化できるわけではありませんから、最少の予算で最大の成果を生むように工夫して一つでも多くの政策を実現していく必要がありますし、さもなくばどの政策を実現させるかを選択と集中をしていくことが求められます。
考えてみれば、まちづくり1%システムは市民側がやりたい事業をプレゼンするわけですし、市として取り組もうという事業に関して内部での査定だけでなく市民向けにプレゼンして評価の高かったものは実現させるといった選択も検討すべきかも知れません。

木村君のプレゼンから政策の取捨選択に話が転がってしまいましたが、市にためになるのはどんなことか考えていれば、どんなできごとどんなニュースにでもヒントがあります。
これは、福祉の世界で「24時間ケアの視点で考えなさい」ということを教わったのを政治に置き換えてのことですが、やるからには24時間政治家でいる覚悟で臨みたいと思っています。