2014年11月17日月曜日

マニフェストという絆

このBlogでも何度かふれていますが、村議時代の2005年に設立されたローカルマニフェスト推進地方議員連盟に設立当初からかかわり、在籍中は運営委員として全国の仲間たちと活動してきました。
これは、2003年に退任するにあたって日本ではじめてマニフェストを提唱された北川正恭三重県知事が、母校・早大にマニフェスト研究所を設立して、最初は首長連盟、続いて民間の推進ネットワーク、そして最後に設立されたのが地方議員連盟でしたが、継続して活動しマニフェスト大賞のエンジン役を務めています。
私が加わったのは、田舎の議会そのものだった相馬村議会を何とか変えていきたいというまじめな思いと、全国から議員が集まってもさすがに村から加わろうというのはいないだろうから目立つだろうという下心からでしたが、参加してみると各地でどれだけ努力しているかどんな活動をしているのか刮目させられることばかりで、それが自分の市政改革の意欲に火をつけてくれることになりました。
それにこだわりすぎていたという反省はありますが、議員そして政治家たる者しっかりと政策を提言して実際に動かし成果を見極めた上で次への手だてをさぐるというPDCAサイクルに立脚するのは基本中の基本だと思っていますので、それだけにせっかくのグランプリ受賞者である葛西市長が道筋を外れたと見える時には厳しく批判したくなるわけです。

ちょうど、先週金曜日は第9回のマニフェスト大賞授賞式でまた新たな取り組みが登場し、日曜日には同志だった大西一史さんが熊本市長に、山中啓之君は松戸市議にトップ当選とうれしいニュースが立て続けに飛びこんできたばかりでなく、ドリプラがはけてからは三沢市議で運営委員を務めている太田博之さんとバラ焼きを食いながら情報交換し、今日は武蔵野市の川名ゆうじさんから景観にかかわる支出への問い合わせという形を借りての新しい情報発信収集方法の紹介と、マニフェストの仲間たちから刺激を受けることばかりでした。
私が素浪人であっても筋を曲げずに進もうとしているのは、こういう仲間たちががんばっている姿が道しるべになっているからですし、逆にこんな私に機会を見つけては声をかけてくれる仲間との絆が生きているからこそ、再起してまた一緒に活動したいという思いになるのです。

市民のためにがんばるのが最優先ですが、全国の仲間と切磋琢磨するためにも、必ず再起を果たしたいと改めて思う今日この頃です。

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