2014年11月7日金曜日

話し合いで生まれたもの、失われたもの

もうすぐ雪という時期になって、ようやく昴町会と市との間で雪対策についての話し合いの席を持つことができました。
今回は、建設部長と道路維持課長・課長補佐、立ち会い役として相馬総合支所長・総務課長と、前回からは2ランクアップの陣容で臨んでばかりでなく、今冬からの昴・湯口町会を直営除雪隊で対応するという大きなおみやげを持ってきてくれました。
ただし、もう一つの問題である融雪溝に関しては、相変わらず水源を川に切り替えるためにまずは井戸水と両方使っての検証を行いたいという提案だったため、町会側からは前回の試行の際のデータは取っているのか、今回の検証のために出された問題提起をどれだけクリアできるのか検討したのか、雪対策日本一を掲げながら交代するような対策でいいのか、などなど至極まっとうで厳しい意見が相次ぎ、建設部長も認識不足だったことを認めざるを得ないところに追いこまれてタジタジの体でした。
そこで、私から冬本番までにできるだけの点検を子なった上で今冬は従来どおりの融雪と直営除雪隊の奮闘で乗り切ることとし、春から話し合いができるように具体的なプランをいくつか提示できるように準備して、それをたたき台に来年の冬に間に合うように検討するという提案をして収めておきました。
ただ、雰囲気としては前回のように殺伐とした形にはならずに済んだのは、やはり実務のトップである部長級が二人来ていたことで責任ある対応をしてくれるという安心感があったからだと思いますし、最後に課長の恩師が居住していることが話題となって笑って終わることができましたので、これからはしっかりと向き合いながら進めていける信頼関係を持つことができたと思っていますし、これが市と町会との協働の新しい形になれば何よりです。

ところで、町会からの要望書には3項目あって、最後の一つは葛西市長が自ら話し合いの席に臨んでモットーである「対話と創造」を実践することを期待していたのですが、それはまったくの空振りに終わりました。
土木の専門課でもあり最高責任者として決断を下す権限を持つからこその要望でしたし、話がこじれたのを解決する陣頭に立ってほしかったのですが、部長・課長の間で日程調整が済まされたとおり最初から出てくる気はなかったようです。
マニフェストそのものは進化してきているのかも知れませんが、その根本である姿勢が失われては、砂上の楼閣のように簡単に崩れてしまう懸念が強まるばかりです。

その意味では、次へのつながりが生まれ、その陰で葛西市長への信頼が失われた場でした。