2014年7月31日木曜日

町会活動のデータベース化を

今日は町会のことをいろいろと考える機会のあった一日でした。
先日の安全・安心共同活動実践事業のこともあって市民協働政策課に足を運んだのですが、ちょうど町会連合会事務局長の大谷さんと外で一緒になったので、先日配布された町会へのFAX・メールでの連絡調査用紙を直接渡しました。
これは5月の連合会総会の際に提言したものを形にしてくださったものなのですが、実際に使っている町会長が少ないせいか返信がはかばかしくないとのことでした。
それが高齢化する町会の現実と思っていましたら、午後にTVの修理代金を払いに行った電気屋さんで町会の話題になったところ、昨日配布になった町会だよりを見せてくれました。レイアウトは堅いものの、町会の予定や連絡事項ばかりでなく俳句・川柳の投稿コーナーもあって驚きましたが、毎月の再生資源回収でも精力的に動くアラ還の町会長さんが中心になっているのだそうです。
ちょうど、今回の「広報ひろさき」でも中野・南城西町会が「ひろレポ」コーナーで取り上げられていましたが、こうしてみると町会独自の取り組みで参考にできるものはまだまだたくさんあると思ったしだいです。

先日の総会で提言した中にも、町会の若手役員で実務委員会をつくって町会活動を改革していくことを入れていましたが、市としても自治基本条例で町会を自治の重要な位置づけに置いているのですから、町会でのユニークな活動や1%システムに採択実践された事業などをデータベース化して、他の町会でも参考にできるようにしたり、市として全体に広める価値のある事業をピックアップするといった活用を検討してほしいと思います。
議員の活動が見えない話はよくされますが、自分の町会ですらどんな活動をしているのか知らない人も多いと思いますので、市民自治の土台をしっかりさせ、さらなる発展を促していくためにも有効な事業だと思います。
当然、委託先は町会連合会となるわけですが、財政難で汲々としている事務局に仕事と財源を生み出すことになりますし、連合会としての機能もアップできるのですから乗らないはずがありません。

市民協働政策課の大澤課長には、例の事業の軌道修正をお願いしたところですので、その借りをこの提言で少しは返せたかと思います。またプレッシャーだという反論などせずに、きっと前向きに受けとめてくださるものと期待しております。
追及すべきことは断固厳しくあたりますが、それで全面戦争するわけではありませんので、市のプラスになることを提言するのはドンドン続けていくつもりです。

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