2014年8月2日土曜日

ねぷた審査にネット投票を

いよいよ弘前ねぷたまつりがはじまり、昨日の初日に続いて本日も合同審査、わが相馬ねぷた愛好会も出陣です。
昨夜は観る側に回ってましたが、どうも審査の関係もあってか二日目に有力団体が集中しているのを改めて実感しました。これはフィギュアスケートでも有力選手は後半に滑るのと同じ理屈で致し方のないところですが、この機会ですので以前から考えていた審査への提言をしておきます。

現在は、関係者5人が隊列・囃子などの要素に沿って審査することになっています。これは重要無形文化財としての伝統を守った上で優劣を競うためには必要なことではありますが、一番人気を誇る自衛隊はあの隊列があることで特別参加扱いになっているとおり、事前に審査対象になるかどうかは区別がつけられると思います。
それであれば、YOSAKOIソーランまつりのようにネットで好きなねぷたに投票してもらい、審査の配点に加えるとかネット投票大賞といった特別賞をつくるといった工夫をして、観る側も参加できる部分を作るとよいと思います。
さらに言えば、ネット投票を組みこむことになれば、合同審査日以外の運行での良し悪しも投票してもらえるので、審査日と他の日のギャップが大きい団体には不利となったり駅前運行になれば羽目を外すといったことも避けられるので、多重投票を防ぐセキュリティを施した上で実現してほしいと思います。

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ただ、審査が気になるのは知事賞・市長賞をめざす団体であればこその発想で、多くの団体は出陣して地域や団体の親睦が図れれば何よりというのが弘前ねぷたのよさですし、巨大化・観光化してしまっている青森ねぶた・五所川原立佞武多と違うところです。
昨夜も沸かせていたのは、自衛隊やこひつじ保育園、航空電子の前ねぷたでしたし、ねぷたで目をひいたのは写真のみなみ幼稚園で、伝統からは離れても楽しませてくれるものもあるのが弘前らしい鷹揚さです。

何はともあれ、私も浴衣に着替えなくては!

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