2014年7月30日水曜日

せっかくAR導入するならば

月曜日に「広報ひろさき」8/1号を配布しましたが、この号からAR=拡張現実が取り入れられ、今回は「よさこい津軽」の動画にアクセスできるようになっています。
5月の補正予算審議でスルーされただけに概要が気になっていましたが、ココアルという実績のあるアプリを使う形で、早期導入と余分な経費節減を図ったものと思います。ちなみに、行政での導入実績はまだ紹介されていないようですので、他に先がけての取り組みであることは評価できると思います。
これをふるさと納税などにも活用していくようですが、この件では提言したいことがあります。

一つは、市の情報よりも観光や商店街の情報発信や説明に使ってほしいということです。
最近では、単なる観光ツアーよりも路地裏探偵団による街歩きが評判になっていますが、探偵の人数からしてもいつでもどこでも対応できるものではありません。
これを自分のスマホにアプリをダウンロードしたり貸出用タブレットを用意して、街歩き観光の情報提供や商店街や店舗ごとのキャンペーン情報が歩いているだけで飛びこんでくるようなしかけをすれば、一人でも路地裏探偵できるようになりますし、これを弘前観光の売り物にすることもできます。
同じようなことはQRコードを読みこむという形で従来のユビキタス事業でも実施されていますが、AppleのiOSには近いうちにiBeaconという情報を受け取る技術が実装されるので、歩いているとiPhoneにお買い得情報が表示されたり、観光客に知られざる見どころをお知らせしたりすることが可能になりますし、この方法であれば鳴った時だけ見ればよいので「ながらスマホ」問題からも解放されます。

この提案をするのは、実装まで間があるだけに、この時間的余裕を生かして地元事業者に開発を委託できるというメリットがあるからです。
先の投稿でも紹介したように、弘前公園案内アプリを開発する地元の事業者もありますし、ココアルを超えたレベルのアプリを地元開発できる可能性は十分ありますし、これであれば一事業としての委託契約が地元に落ちるばかりでなく、このアプリで全国に打って出るチャンスを作ることにもつながります。
今安く導入できるのもメリットがありますが、先を見て地元にプラスになる方法を検討するのも大事なことだと思います。

実は、この提案を葛西市長のマニフェストの一つである「仕事おこし」事業でプレゼンしたことがあるのですが、審査委員の頭が古くて不採択とされた過去があるだけに、今になってARというならぜひ実現の方向で見直してもらいたいというのが、私の本音です。
そういえばシードルを飲もう条例も、タイミングよく今日の朝刊で葛西市長も意欲を見せたと報じられていますし、どこかでチェックされている気がしています。(笑)