2015年1月9日金曜日

雪対策だけでなく、雪を生かす工夫を

あまりの雪続きで、新年になってから岩木山を見た記憶もない気がしていましたが、雪がやんで過ぎた一日の夕方に百沢スキー場のナイターの灯りがようやく見えました。
市民生活からすると雪対策が最優先なのは昨日もふれたとおりですが、これだけ降る雪を生かす工夫をしていかなければ、冬が単に耐え忍ぶだけの季節に終わってしまうだけに、今回は雪活用について述べたいと思います。

まずは、先にふれたスキーのことですが、百沢スキー場を運営管理するための岩木山観光特別会計の赤字そして数年来続いているカラ財源での対応という財政面での問題が現場にも影響を及ぼして、ナイターが週4日しか行われなくなったばかりか、そのとばっちりを受けてロマントピアスキー場も横並びで週4日とされてしまいました。
一般のスキーヤーにも影響の大きい変更でしたが、小中学校でアルペン競技に励むちびっ子レーサーにとっては、ジプシーのように日ごとに練習先を変えなければならないばかりか、百沢ではコース整備が追いつかなかったりロマントピアでは混雑でポールを立てての練習ができなかったりと、これで上達するのが難しい状況に置かれていて、それが如実に成績に現れ、スキーをがんばってみようという気を失わせる形になっています。
相馬中スキー部史上一番へたくそと自他ともに認める私ですが、前後に5人の五輪選手がいるだけに、次の希望を抱かせる後輩出現の期待が持てないのは残念でなりませんし、市にとっても力を入れさえすれば一番オリンピックに近いはずの冬の競技をないがしろにしているのは納得がいきません。
弥生リゾートのようなバカげたことをしなくても、ロマントピアからでも五輪選手は輩出できるのですから、今ある環境を最大限活用しながら、新たな指導体制や新種目へのチャレンジによって切り開ける道があると思うのです。

もう一つは、岩木山に代表される冬山を抱えているのをスポーツばかりでなく観光に生かすことです。
ちょうど、西目屋村が海外向けに冬の白神山地をPRするという報道がありましたが、これと連動するどころか本家本元はこちらというくらいの勢いで扱ってもらう努力をすべきだと思います。
スキーの話に戻ってしまいますが、白神山地ではできない春スキーという武器が岩木山にはあるだけでなく、以前は冬に大自然のコースで競う弾丸滑降大会があったように生かせる形はいくらでも考えられるはずですし、2月に行われる岩木山南麓豪雪まつりといったイベントではない観光も検討すべき課題です。

雪対策と雪活用、どちらも弘前にとって大事なテーマとして、もっと真剣に向き合う必要を改めて感じるこの冬です。