2015年1月21日水曜日

武道に真剣に取り組もう

昨日一番驚いたのは、青森市出身の柔道家であり五輪連覇を果たした斉藤仁さんが54歳の若さで亡くなったというニュースでした。
ちょうど昨夜の通夜で、相馬には珍しく柔道でならした清野一栄市議と隣り合ったので話を振ってみましたら、10歳下で中3の斉藤少年に稽古をつけたことがあったそうでして、とても投げられなかったと当時から断然の実力だったと懐かしがるとともに、金メダルの際には県下でも柔道をするチビッコが増えて目標とする選手が登場する効果の絶大さを語っていましたが、私たちの時期には柔道部もあった相馬中でも廃部になって久しいように、柔道人口も減り続けています。

それにもかかわらず、復古主義の安倍政権の思惑で武道の必修化が進められ、相馬中では一度は取り壊した柔道場を再建する工事が行われただけに、つくったからには活用しなければならないので、武道に真剣に取り組む必要があると思います。
実は、武道のことは古武術への関心からいつか論じようと思っていたのですが、そのきっかけをつくってくださった加川康之さんも昨秋急逝されたのに重ねてのできごとだけに、このお二人の無念を思っても、何とかしたいものです。
私としては、弘前の歴史に根ざした古武術を学ぶことが第一だと思うのですが、今は復興に向けて歩み出したところだけに長い目で取り組んでいくこととして、短期もしくは中期的には柔道ということになります。
ただ、一栄さんが言うとおり大学のカリキュラムで付け焼き刃に習った程度で授業で教えるというのでは先生も大変でしょうし、子どもたちにも本物の柔道のすごさや礼に始まり礼に終わるという武道の基本にふれることにならないのでは、本当の意味での学びにはならないと思います。
そこで、学校単位でPTAのお父さんや地域のおじさんの中で柔道経験者をピックアップし、授業の際に指導してもらうようにお願いするとともに、逆に当時のスパルタ式の体育会系体質がしみこんだ方々に今スポーツや体育教育に求められているものを理解してもらう事前講習などを行えば、子どもたちにも大人にも実になる機会となると思います。

こういうことを考えても、教育に地域がかかわることでできることがありますし、そのことで変えていけるものがあると思っています。