2014年8月24日日曜日

ファッション甲子園からハイカラ復活を

毎年8月開催で注目しているにもかかわらず、例年であれば相馬地区体育祭、1週ずれた今年は偶然にもお山参詣とかち合うという運のなさで一度も見たことがないのがファッション甲子園です。
今年は3年ぶりに地元・弘前実業チームが優勝したそうでうれしい限りですが、全国的にも知られている松山市の俳句甲子園が昨年度83校であったのに対して、3年遅れの2001年からはじまったこちらは151校3547点の作品となっていて、実は参加校も多く毎年作品数なども増加していて、もっと注目されるべき大会なのです。

当初は、かつて東北初のデパート・かくは宮川があり「流行は東京から仙台を通り越して弘前に先に届く」ともいわれたハイカラな街・弘前をよく知る当時の県知事の肝いりではじまったと記憶していますが、今ではアパレルやファッションの産業振興につなげることを目的にしており、それにからめたセミナーや商店街でのファッションショーなどが行われています。
昔は青森市からも大館からも弘前のブティックに買い物に来る方があったわけですが、今では津軽の若者が買い物に行くというのは五所川原市・エルムの街であり、ファッションリーダーとしての地位を譲る形になって久しく、ルネスアベニューのリニューアル、ヒロロ開業もこの点では効果が上がっていないのが実情です。
これには、エルムを凌駕する魅力あるショッピングモールが不可欠ですので簡単にはいかないことですが、ファッション甲子園が高校生のための場であるからには、もっと長い目で取り組む必要があると思います。
確か3年前の弘実優勝の際には、パリへの研修旅行が副賞として贈られたと思いますが、彼女たちや歴代受賞者はその後ファッションデザイナーとなったり魅力あるアパレルショップを開業したりカリスマ店員となったりしているのでしょうか?
ファッションやアパレルでの振興をめざすというのであれば、他県はともかく県としては県内受賞者、市では市内高校の受賞者が申し出たならばファッション特待生として開業資金提供や進学の奨学金提供をする制度をつくって、受賞者が活躍するきっかけを作り後押しをすべきだと思うのです。
その中から弘前市出身のデザイナーが生まれたり、市内に魅力あるショップが増えれば、巨大ショッピングモールがなくてもハイカラな街・弘前を復活させることへの近道となりますので、市としても毎年の大会を盛り上げるだけでなく、その後の進路での支援をして、目的が達成できるような工夫をしてもらいたいと思います。

このテーマにハイカラを持ち出すような私よりもっと魅力ある提案があると思いますので、皆さんからのご意見や大会にかかわる立場からの情報提供などをお待ちしております。