2014年12月14日日曜日

総選挙の低投票率からの提言

安倍総理による奇襲の師走総選挙はまんまと功を奏し、自公圧勝となりました。
この結果についていいたいことは山ほどありますが、総選挙と市政の関連でいえば、またしても投票率が下がって弘前市では43.39%と全国平均を10%近くも下回る結果だったことが気がかりです。

因縁の対決が続く八戸市では48%、野党共闘で惜敗率で次点も復活当選となった青森市では42%と比べると、自民候補安泰と見られていた中で青森市を上回ったのだけが救いですが、4月の市長選挙に続いて半分以上の人が投票に行かないというのは、折からの大雪という悪条件があったにしても憂慮すべき事態だと思います。
先日もふれた「弘前市を日本一投票率の高い街にする会」ののぼりがはためいているのは目にしましたが、これを見たから行こうと思う人が多いとは思えず、何といっても政権交代の可能性もなく4区では公開討論会も行われなかったことで有権者の関心を呼ばなかったのは大きいにしても、やはり啓発活動で投票率を上げるという発想や取り組みには限界があると思います。
それだけに、ヒロロや大学構内での期日前投票所開設で投票しやすい環境をつくるとともに選挙を身近に感じさせる工夫をすること、さらには投票日当日に時間を決めて福祉車両による巡回バスを運行することで高齢者・障がい者が楽に投票に行けるようにすることは、来春の統一地方選挙さらには県知事選挙を控えているのですから、ぜひ間に合うように準備すべきだと改めて提案したいと思います。

この福祉車両による巡回というのは、福祉施設や介護事業所と交渉して、デイ送迎などの通常業務に支障のない時間でエリアと乗降場所を決めて投票所まで送迎するもので、この出動に費用が発生するにしても投票率をアップさせることにつながるだけでも意義はありますし、このことで投票人数の少ない投票所を一定程度集約できれば立会人に支払う日当や設置の費用を圧縮することも可能です。
集約する際に、翌日の業務や授業に支障がないところをピックアップすれば土足で上がることやバリアフリーでの対応も行いやすくなりますし、近くてもついつい車で動いてしまう農村部であれば距離よりも駐車場を確保できる場所を選ぶといった考え方もあるでしょうし、一つ視点を変えれば行きやすい投票所を実現できると思うのです。

一般質問の答弁からは期待薄ですが、市民が声を上げることが一番の後押しになります。ぜひ、多くの方の賛同やよりすごいアイデアをいただきたいと思っています。