2014年5月22日木曜日

新規PR事業スルーへの懸念

補正予算が時間に追われて消化不良のまま可決されたことをお知らせしましたが、質疑が行われなかったものでシティプロモーションにかかわって気になること見届けていかなくてはならないことについて書きとめておきたいと思います。
Facebookページの活用などでうまく進めている感のあるシティプロモーションですが、今回の補正予算では新規事業として、
  • 広報ひろさきAR掲載事業:1080千円
  • シティプロモーション用PR素材の制作・活用:2942千円
  • 「住みたいねHIROSAKI」イメージアップ戦略事業:10000千円
  • 産み育てたいまち「ひろさき」PR事業:1000千円
  • りんご消費宣伝強化事業:27000千円
  • おいでよひろさき・もっと魅力発信事業:11926千円
  • プロジェクションマッピング事業:15716千円
  • 外国語パンフレット作製事業:20600千円
  • 観光ツール表示強化事業:1000千円
  • PR映像発信事業:3000千円
と、まちづくり・農業・観光などの幅広い分野で情報発信にかかわる事業が並んでいましたが、りんご消費とプロジェクションマッピングでさわりの部分への質疑はありましたが、その他の項目に関してはまったく質問がなかったのです。
修正案が出されたヒロロスクウェアCMが3680千円だったことを思えば、これだけの金額がどんな内容なのか問われることもなく承認されたことを市民の皆さんにも知っておいていただきたいと思います。

とりわけ、広報ひろさきAR事業とプロジェクションマッピング事業は最新の技術を活用しようとするものですから、もっと概要を明らかにしてほしいと思いましたし、これを地元の事業者に発注する方向なのか気になるところです。
これまでの弘前公園でのプロジェクションマッピングや公園案内のiPhoneアプリ開発に携わった地元の人材がありますし、情報発信にかかわるIT分野でがんばっている事業者も多いだけに、今回の「産業競争力推進事業」で重点3分野と位置づけられた食産業・精密医療産業・アパレル産業以上に成長を期待できる分野だと思うからこそ、これらの事業の成功そのものだけでなく地元活用を考えていただきたいと思うのです。

ぜひ皆さんにも情報発信やシティプロモーションに協力してもらうだけでなく、そのことが地元の力で推進できているかどうかにも関心を持っていただきたいと思います。

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