2014年5月23日金曜日

平川市長選事件をふまえて宣誓

地元紙で大きく報じられているばかりでなく、全国紙でも取り上げられたこともあって、平川市長選における選挙違反問題は津軽の政治風土の未開ぶりを改めて白日の下にさらすことになりました。
この機会に、事件に対する思いと私の選挙に臨む姿勢をお伝えしておきたいと思います。

この津軽では、町村を二分しての首長選挙の際などに露骨な現金買収や開票作業の妨害といった所業が横行し、それを「津軽選挙」という言い方をしていました。
最近では昔ほどの激しいものではないにしても、前回の統一地方選では県議選では隣接する南津軽郡区そして弘前市議選でも逮捕者が出ており、いまだにその政治風土は改まっていないと思っていましたが、さすがに現職市長であった候補者自らが関与し半数に近い9名の市議が現金を受け取ったり渡したりすることを平然とやっていたのですから、あきれるほかはありません。
私自身は前述のように二元代表制の地方自治において議員が市長選にかかわること自体をノーとしていますが、五十歩譲って応援するのであれば政策の一致、百歩譲って人物に共感してというのならまだしも、現金受領で動くのでは本当に支持していると言えない振る舞いだと思います。
この件で考えなければならないのは、今回はもらう側だった市議諸侯が自分の選挙では配る側だったということもありうると思いますし、それで動く選挙関係者と呼ばれる市民もまた存在する限りは、いくら事件が重なっても違反はなくならないということです。
とりわけ、今回の事件で政治家以外で逮捕されているのが社会福祉法人の理事長であり、違法な支援をしたのが前市長時代の事業展開の見返りだったのであれば立派な贈収賄事件となるように、選挙とカネばかりでなく政治とカネの問題もはらんでいるところに、政治風土を改めなければ社会も変わらない根深さが見えてきます。

ひるがえって、自分の選挙のことを思い返してみますと、1999年の最初の村議選は直前に立候補を決め無投票で当選しましたが、2期目が選挙になった際に自身も村議であった父から「カネをまかなくていいのか」と言われて「そんな気はないし、そんなことはしないでくれ」と突っぱねた記憶があります。
それほど、昔は当然のことだったのでしょうが、それを断っても父の得票数を上回ったことで自分の正しさと時代の変化を示すことができたと内心喜んだものです。
2007年の市議初挑戦の際は、曲がりなりにも地縁血縁が生きている選挙態勢で当選できたのですが、後日母から「これだけの人にあいさつに行った」というリストを見せられましたので、カネでとはいかないまでもお礼の品を持参しての隠密行動があったのは事実ですから、今回の事件を大っぴらに批判できる立場ではありません。
その父母と絶縁し逆に落選運動までされて臨んだ前回の選挙は、私が戸別訪問する際も活動報告以外のものを渡したことはなく、ノー選挙カーでの選挙活動だったのでポスター張りの人たちに交通費とお弁当代程度のお礼をしただけで済みました。
ただ、厳密に言えば戸別訪問もお礼も選挙違反でして、清貧で公正な活動に努めても引っかかりますし、逆に選挙カーのガソリン代不正請求問題のように出さなくてもよいものにまで公費が使われているという矛盾があるのが現在の選挙制度であるのも、この機会に知っていただきたいと思います。

この経験さらには福祉の仕事を法令遵守違反で失ったこともふまえて、来年の選挙は徹底したルール遵守そしてムダな公費支出削減で臨みたいと思います。
簡単に言えば、50歳の体力なら何とかできそうなノー選挙カーと、ポスター張りなどの選挙スタッフにも一銭も出さないことを、ここに宣誓します。
それでも手伝ってくださる方、今から大募集です!