2014年5月26日月曜日

道路維持課と現場で質疑

本日、道路維持課から課長・課長補佐・係長の3名が我が昴町会に足を運んでくださり、融雪溝や街路の破損状況などを実地検分するのに案内役をさせていただきました。
このこと自体は町会長としての役目ですので、このBlogに書くようなことではなりませんが、いくつか市政とりわけインフラの維持にかかわる問題でやりとりすることがありましたので、お知らせしておきたいと思います。

分譲から20年近くなっている昴町会ですが、融雪溝は井戸を掘っての地下水で対応しています。
数年前に点検した際に、井戸の菅の接合部分が途中でズレて砂が入りこむようになっていること、そのせいでポンプに砂が入りこんで動力が落ちてきていることなど確認されているそうで、隣の湯口町会の融雪には農業用水を利用していることもあり、早急に同じ水源に切り替えたいという説明がありました。
これは、新しい井戸を掘る経費が2000万円程度を見こまれること、それも隣接する町会で使用している水源で対応できるとなれば、満足はできないにしても納得して受け入れるしかないわけですし、そのために市に望むことは早めに計画をまとめて住民にも納得してもらえるような対応をお願いしたいということです。
私がそういう判断に立つのは、もう一方で市内の防犯灯が全面的にLFD化される中で、昴町会では雪が降れば埋まってしまう高さの特殊なデザイン灯であるためLED化どころか球切れすれば手当もできない状況であるため、この全面更新こそ早急にお願いしなくてはなりません。
ところが、この見積もりも5000万円という話になっており、自分たちでどうにもできないことはお願いするしかありませんが、今よりサービスが低下しても他町会と同等レベルというのであれば我慢して受け入れなくてはならないと思うのです。
一町会にあるインフラですら、どれを更新し見直していくのか判断する難しさがつきまとうわけですが、これを全市レベルで取り組んでいくのがファシリティマネジメントということになります。
一つ一つの施設設備についてではなく全体としての最適解を見いだしていくのですから大変だと思いますが、葛西市長は県庁職員時代にその分野で全国に名をとどろかせた実績をお持ちのようですし、それを各町会や地区で今回の維持課のようなていねいな対応をしてくれれば、市民も納得すると思います。

ただ、その計画にかかわる予算を審議するのは議会ということになりますが、今回の補正予算でも本庁舎の増築ばかりでなくインフラ整備にかかる予算はいくつもあったのに、ほとんど質疑がされないままで可決となりました。
融雪溝のことでも、遠隔監視システムに9500万円という大きい額が計上されていたのですが、まったく誰もふれずじまいでしたので、この機会に教えていただいたのですが、現在使っているシステムが十数年を経過してカメラの故障なども多くなり更新が必要となったので、今回は独自仕様では1億5000万円という見積もりを汎用性のあるものに置き換えて額を抑えたということでした。
他の職員の方からもうかがったことがありますが、「質問されるのはイヤだけれども質問されることによって自分たちの取り組みが知ってもらえるメリットもある。だから、質問してくれる議員に感謝することもある」そうなので、これだけしっかり答えられる準備をしていた道路維持課長にとっては、腹をすえて予算審議に臨んだのが肩すかしを食らった気分だったろうと拝察します。

私だったら必ず質問したんですが、というと笑って帰られましたが、内容を明らかにするばかりでなく職員のモチベーションにもつながることだけに、質問をする意義は大事ですし、あまつさえ質問時間の制限などあってはならないことだと、この機会に改めて言っておきたいと思います。