2014年5月5日月曜日

桜まつりを別角度で見る

これまで見物客の一人という立場からしかかかわったことのなかった桜まつりに、初めて出店の手伝いという形で半日過ごすことができました。
これは、まつりがはじまる前に成田専蔵先生とお会いした際に話がはずんで、今会期中に一度は店番を手伝うということになり、残り二日のこどもの日にようやく約束を果たすことができたのです。

7:00からという約束でしたが、3年前の選挙以来の自転車での市内行きに気持ちもはやって6:30に弘前公園に着いたのですが、さすがに先生はそれより早く到着してなじみのお客様と談笑しているところでした。
珈琲をいただいてから簡単なレクチャーを受けてエプロンをして店頭に立ち、ケンタッキーを92年2月に退社して以来22年ぶりに「いらっしゃいませ」と声を出すと、昔の血が騒いでか正午まで休むことなく続けることができました。
ただ、声の出し方が店員ではなく政治家モードになってしまっているようで、市議だったことを知らないスタッフの方からは、「選挙演説みたいですね」と言われてしました。(苦笑)

その間、知り合いの方が通りかかって驚いたり、消防団の観閲式もあって多くの見物客が通るのに改めて仰天したり、長時間の定点観測ならでは気づきがありましたし、立ち並ぶ出店同士のつながりを知ることもでき、やはり見物ではわからないものを見ることができました。
また、案内する観光ボランティアガイドにも、5・6日で特別公開されていた辰巳櫓の見守り役の市職員にも友人がいましたが、そのような運営する側から見ればまた違う桜まつりだろうと思います。
議員の立場では見えなかったものを見てきた3年間でしたが、今回の体験はまだまだ知らないことがあるのを実感できた貴重な機会になりました。

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