2014年6月5日木曜日

やっぱり給食は自校式!

いよいよワールドカップまで1週間となりましたが、これにちなんだキラッと光るニュースが和光市から発信されました。
和光市はサッカーを応援する自治体連盟に加盟しているのだそうで、そこでW杯にあわせて対戦国や開催国ブラジルなどの郷土料理を給食で出すというのです。こういう形で、サッカーやW杯のことを子どもたちに覚えてもらうというのも大事な教育ですが、私がひかれたのはそれが自校式給食で栄養士が配置されているから実現できるということでした。

現在、弘前市は東部給食センターと合併後に稼働となった新西部給食センターから大半の小中学校に給食を届ける形となっていますが、旧相馬村では小中学校とも給食室があり給食のおばさん(失礼!愛着をこめてそう呼んでしまいます)が働く自校式でした。
私を含めて給食のいい思い出にあふれた学校生活だっただけに、成人式でわざわざ給食を食べて昔を懐かしむほど愛されていましたし、そこに先生以外の大人がいることで学ぶこともあったので、何とか合併後も守りたいと思っていましたが、老朽化が進んでいた相馬小がPTA臨時総会での議決を経てセンター式に移行し、2根前には設備の整っている相馬中の給食室をアレルギー対応食専用に切り替えられたので、相馬地区には自校式がなくなってしまいました。
相馬小の際にはPTAの一員としてだけではなく市議として持っていた情報も提供して抵抗したのですが、自校式のよさを知らないで育った多くのママさん方の壁は厚く、相馬中の移行には全市にかかわるテーマがあるだけに反対もできずでしたが、今でも自校式に対する思いは残っているだけに、今回の和光市のニュースでその思いがよみがえった感じです。

自校式への郷愁や食育という観点ばかりでなく、防災や地域づくりということからも自校式を推す理由があります。
弘前市で大規模な災害が発生した場合、巨大な二つのセンターが同時に被災する可能性は高いと考えられますが、これが各校に給食室があればリスクを分散することができますし、さらに学校が避難所として使われることになるので、それぞれの場所で調理が可能であれば助かるのは自明のことです。
また、メニューを考える栄養士は別にしても、学校単位で地域のお母さん方を中心にNPOを組織して調理にあたれば、学校を地域で支える一助になりますし、現在のセンターでの工場そのものというべき作業や人間関係でのトラブルという問題を解決することにもつながります。
それに伴う給食室増設での支出は発生しますが、当面はセンターを稼働させながら学校の新築改築の際に徐々に整備していくのであれば調整していくことができると思います。
このように、給食のあり方はさまざまな観点から検討すべき問題だと思いますが、何といっても子どもたちにとって給食が楽しみであるようにするにはどうあるべきかという原点に立ち戻った議論をすることが大事だと思っていますし、皆さんにも考え意見をいただきたいと思っています。

ところで、和光市の情報に詳しいのは、松本武洋市長ご本人がネットでの情報発信に努めているばかりでなく、私にとっては市議と村議だった時期からの交友があるので、今回も自校式かどうかをさっそく教えてもらうことができました。
こうしたご縁を、これからの政策提言に生かしていくつもりです。