2015年2月6日金曜日

子育て支援課長に刮目

昨夜、Facebookからいただいた情報を朝イチで子育て支援課に伝えたところ、午後には課長対応で説明をいただくという展開でしたので、その概要をお知らせします。

いただいた情報というのは、笹森町にある子育て支援センターが今年度で閉鎖となるが、同時に閉鎖となる和徳幼稚園に移転する形で継続できないものかということでした。ヒロロが開業し3Fにヒロロスクウェアが開設されて子育て支援センターも組みこまれているのですが、こういうところにはしわ寄せがきます。
急なアポに対しても段取りよく予定を調整してくれて午後に時間を取っていただいたのですが、後藤課長の要領を得た説明で三つのことがよくわかり、(女性向けの言葉ではありませんが)刮目してしまいました。
一つ目は、5歳児検診を開始したところ知的障がい・発達障害や境界域にある子どもが多いことがわかったので、閉鎖後は2Fで開業している知的障がい児通園施設を1Fまで広げてもらい、軽度の身体障がいまで対応するように準備を進めているのだそうです。
二つ目は、子育て支援センターの機能に関しては、新年度から市内の保育所のうち21ヶ所が認定こども園に切り替わるのだそうで、その条件として子育て支援事業を実施することが入っているので、相談窓口としては格段に増えるのだそうです。
最後に和徳幼稚園の跡地利用については、課としても検討してみたものの、文部省からの補助金で建てられている関係であと3年は別用途に切り替えると補助金返還することになるのと、建物の老朽化で床の張り替えをする必要があり、さらに立て替えるにしても売却するにしても地下に埋設されている下水管の処理も発生するということで、これから公共施設をどのように集約活用していくかというファシリティ・マネジメントの観点からは、活用を図るわけにいかない状況であるとのことでした。
また、情報をくださった人が相談よりもセンターでの活動を主眼に置いているのであれば、自分の町会の集会所→公民館であれば無料で借りることも可能であるし、日程が合えば近隣の児童センター・児童館なら午前中の空き時間に使ってもらうこともできるので、そういった方法も考えてみてくださいと伝言までお願いされました。

こうして足を運んでみると、該当年齢の子どもがいないという言い訳はさておいて子育て環境の変化についていけてないのを痛感しましたし、子育て問題のようで障がいやファシリティ=施設管理のことまでかかわってくるように、多面的に問題を理解する必要がありますし、そのことをしっかり市民に伝えていく役割の重大さもわかりました。
これで納得してもらえるかは別にしても、久々に実のある説明を聴くことができて何よりでした。

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