2014年4月18日金曜日

市長選への雑感

13日に投開票が行われた弘前市長選は、38%という低い投票率に終わりましたが、大方の予想どおり葛西憲之市長の再選となりました。
岩木川市民ゴルフ場問題では市民ネットワークに加わって批判のお先棒を担ぐ立場ではありますが、それ以外の政策については失敗や工夫の必要なものがあることも含めて評価できる市政へと改革を進めてきたのですから、私も葛西候補に一票を投じました。
市政のことにつきましては、これから個別に論じることになると思いますが、今回の市長選における市議の立ち位置について考えたことを伝えておきたいと思います。

前回の市長選では、現職の市議それも前市長に対抗する形で「市政を変えるマニフェスト」策定に取り組んでいたのですが、最終的には葛西候補を支持する若手経済人で組織する「政経フォーラム」とマニフェストで意見交換を行い、それをふまえて会として私個人としても葛西候補を支持することにしました。
ただし、他の市議諸侯とは一線を画して選対にかかわったり街頭での陣笠に並ぶことはしないと宣言し、実際にそれを貫きました。
これは、政策で共同戦線を張ることはあっても、首長と議員は地方自治においては二元代表制を取る以上、それぞれの選挙などで応援するようなことでは緊張感を保てないという判断からです。
これがまっとうな考えだと思うのですが、山形県酒田市議であった佐藤丈晴さんが自民党籍があっても自民系の市長選立候補者に応援しなかったことで会派と自民党から除名されたという一件があったように、同じく地方政治にかかわる人でも理解してもらえない態度のようです。

ひるがえって今回の市議諸侯の行動をみますと、党が候補を擁立した共産党3名と無所属の4名以外の27名が葛西市長を支援する議員団を組織しました。
報道によると、27名全員が雁首そろえて街頭に集まったことがないというように一枚岩ではなかったようで、日頃の市政批判からすれば加わったのが疑問に思える方や、逆に政治とは無関係な場面でも市長支持のあいさつをする方までありましたが、どちらにしても二元代表制の立場を捨てた行動をいわざるを得ません。

現在の私の立場であれば、一市民として応援に加わっても問題はないのでしょうが、次の選挙への思いがある以上してはならないと思い自重しました。
それよりも、前回は市民との対話を重ねてマニフェストを掲げたので今回ならば加わりたいと思っていたのですが、現職としてアクションプランをふまえる立場であるのもあってか陣営内でのマニフェスト策定に終わったのが残念です。
それだけに、今回のマニフェストそして今年度に策定される総合経営計画をよく分析して、現在の市政に成果をもたらすものなのか、市民生活を向上させるものなのかを見極めていきたいと思います。
その活動の際には、皆さんにも参加してもらいたいと思っていますので、なるべく早く開催できるよう準備を進めるつもりです。